不倫の事実を認めて１２日に議員辞職を表明した宮崎謙介衆院議員（３５）の不倫相手とされる女性Ａさん（３４）が、１５日放送のＴＢＳテレビ「白熱ライブ　ビビット」（月～金　前８時）の独占取材に答えた。「後悔と反省とお詫びと、どんな言葉を並べても足りない」などと現在の心境をカメラの前で涙ながらに語り、また、同議員からＬＩＮＥのやり取りを消去するように求められたことも明かした。

　宮崎議員とＡさんは１月４日、議員会館で行われた着物の着付け会場で出会った。フェイスブックに共通の友人がいたこともあり、Ａさんが宮崎議員に友達申請をし、宮崎議員から返事がきたことがきっかけで親密になっていったという。その後、宮崎議員からの猛アタックが始まり、ＬＩＮＥのやり取りは毎日。多い時は１日４００通以上のときもあったという。

　知り合って間もないころは、宮崎議員から「会いたくてソワソワしているが今日は我慢しとく。私のど真ん中はソナタ」とメッセージを送り、Ａさんが夜遅く帰宅する時には「気を付けろよ、彼女さん」というメッセージもあったという。Ａさんと１週間近く会えなかったときには「会いたくてたまらない病、Ａちゃんに裏切られたらどうしよう。死ぬ！」とのメッセージが来たことも。

　１月３０、３１日には京都にある宮崎議員の自宅で密会。その前日、宮崎議員からは１０回以上も「好き」というＬＩＮＥがあったという。また、ベッキーの不倫騒動でＬＩＮＥがだだ漏れになったことを鑑み、「怖いね」と話し合い、（宮崎議員から）「何があるか分からないから（ＬＩＮＥの）トークの履歴を消して」と「ちょくちょく言われるようになった」ことも明かした。やがて、「毎週消去しよう」ということになり、Ａさんは応じた。

　さらに、京都で密会した翌週にも、宮崎議員が再びＡさんを京都旅行に誘っていたことも明かした。しかしその後、５日に週刊文春の直撃取材を受けて２度目の旅行は実現しなかった。宮崎議員が国会から「逃走」した前日（８日）から連絡は途絶えたという。