マドンナ 1時間遅れで百貨店イベント
来日中の米人気歌手マドンナ(57)が15日、東京・銀座の三越百貨店で行われた自らがブランドプロデューサーを務めるスキンケアブランドのセレモニーに出席した。ただ、当初は午後9時30分開始の予定が、実際に始まったのは同10時30分過ぎというドタバタ劇だった。
理由はマドンナのスケジュールという説明がなされた。マドンナ側がこだわっていたものの1つに、イベント会場の照明があった。開始直前の午後10時18分の段階でもマドンナ側によるライトのチェックが終わっていないという突貫スケジュールだった。
自らの写真がデザインされたパネルが除幕されると、隣で拍手をしてからポーズをとったマドンナは上機嫌。パネルにサインをし、カメラマンから「ビッグスマイル!」と声をかけられると「ありがとうございまーす」と日本語で応えた。髪をかき上げたり、身をくねらせたりしてポージングのリクエストにも応じ、「I’m so happy」と語る一幕もあった。
マドンナが会場にいたのは約3分間。最後は投げキッスをしながら引き上げた。嵐の後、マドンナがブランドプロデューサーを務めるスキンケアブランド「MDNA SKIN」を手がけるMTG社の松下剛社長は「最終、最後までどうなるかハラハラしたのですが、皆さんのおかげでローンチ(発表)することができました」とほっとした様子で関係者にお礼のあいさつをしていた。