充電中の都はるみ、復帰には消極的
昨年11月にコンサート活動休止を宣言した歌手の都はるみ(67)が18日、TBSラジオ「大沢悠里のゆうゆうワイド」にゲスト出演し、充電中の近況を「精神的にスッキリした感じ」などと報告した。
司会の大沢悠里(75)とは1964年のデビュー当時から親交がある都は、30年続いた同番組が4月で終了するとあって、特別に登場した。
「11月から充電している」と大沢から紹介されると、「結構ゆっくりしています」と話し、「自分のジャンルじゃないCDを買ったり、他人の歌を聴いたりしてます。家で時々、他人の歌を歌ったり」と仕事に追われない“音楽ライフ”の一端を明かした。
さらに「歩くのが好きなので、赤坂から飯倉片町まで歩いたり、家の中でランニングしたりストレッチしたり」、健康的な日々を送っているという。
都は昨年11月24日の公演中に「来年はコンサートを休ませていただきます。充電して、リフレッシュして、また戻ってこれたらいいなと思います」とファンに報告。同26日に静岡市内で行った八代亜紀とのジョイント公演を最後に、休養に入っていた。
この日のトークでは、復帰には消極的な話しぶりもあった。14年に発売した現時点での最新曲「冬の海峡」の曲紹介では「この歌でもういいかなと思うこともある。いい詞に出会えばいいけど、なかなか巡り会わない」とポロリ。
大沢が「また大きなところで歌ってほしい」とリクエストしても「ふと歌える場所があればいい。大きいのもあればいいんでしょうけどね…」。これまで紅白歌合戦出場29回、日本武道館公演9回など数々の大舞台に立った“演歌の女王”は、言葉を濁したままだった。