小保方さん、今も自宅療養中
兵庫県警から任意で事情聴取を受けていたことが18日に明らかになった同研究所の元研究員・小保方晴子さん(32)。聴取を認めた代理人の三木秀夫弁護士は今なお彼女が自宅療養中であると説明したが、その一方で、小保方さんは聴取に落ち着いた様子で応じていたという。
小保方さんが理研に勤めていたころに住んでいた神戸市内のマンションはこの日、ひっそりと鎮まり返っていた。今の居所ははっきりしていないが、三木弁護士は、小保方さんがその自宅で「現在も療養中」だという。
県警からの事情聴取についても「日時と場所については控えたい」とした上で「私も立ち会い、きちっと説明した」と説明。その際の小保方さんの様子を「落ち着いた様子で説明していた」と伝え、「県警も理解してくれたと思う」と付け加えた。
小保方さんは2014年12月19日に理研を依願退職。その後、体調を崩して自宅療養しているとされてきた。
今年1月28日には手記「あの日」を出版、ベストセラーとなった。手記は副題を「真実を歪めたのは誰だ?」としてSTAP細胞再検証に対する疑義を提示し、騒動の渦中での自身と周囲の状況を語っている。