桂文枝「浅はかだった」 不倫疑惑謝罪
落語家・桂文枝(72)が22日、大阪市内で「創作落語の会」の会見を開催。その席で演歌歌手・紫艶(38)との“20年不倫疑惑”に「私の考えが浅はかだった。もっと将来を考えて身を引き締めてやらなければならなかった」と“謝罪”した。
はっきりと事実を認める言葉はなかったものの、歯切れは悪かった。緊張の面持ちで会見場へ。詰めかけた報道陣を見渡しながら文枝は会見冒頭、「落語会の会見でこんなに来ていただいて」と冗談交じりにあいさつ。続けて「すべて私の不徳の致す所」とか細い声で話した。
前日の21日には東京・神保町花月での公演後に取材に応じた文枝は「娘というか、そういう感じで応援してきた」と愛人関係を否定。だが、この日の会見では関係を否定する言葉はなし。一連の報道で家族に与える影響にも言及し「歯医者にも銀行にも行かれへんと言われました」と申し訳なさそうだった。
現在は上方落語協会の会長も務め「協会の選挙もあり、どうなるか分かりませんが、できれば続けたい」と続投へ意欲。ただ同時に「家庭の危機を抱えているのは現実ですし、嫁さんに苦労かけられんなぁと」と状況次第で辞退する可能性も示唆。「独居老人として心の安らぎを。どうか、そっとしておいてほしい」とお願いした。
文枝と紫艶については、19日発売の写真週刊誌「フライデー」が「20年不倫」として報じた。また、この日は紫艶がテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」の取材に応じ、「父であり恋人でした」と告白していた。