リリー・フランキー 毒舌アピール
作家で俳優のリリー・フランキー(52)が27日、都内で15年ぶりの単独主演映画「シェル・コレクター」の初日舞台あいさつに登場。満員の会場を見て「こんなに来ていただいて。でたらめな映画で、企画段階で映画になると思わなかった。撮影しても上映できると思わなかった」と毒舌交じりに喜びを語った。
作品はリリーが演じる盲目の貝類学者が、沖縄の離島で孤独な生活を送る中で、貝の毒で奇病を治してしまったことから、人生が変わっていく姿を描く物語。「心が弱っている男性がいたら、ぜひ勧めてあげてください」とアピールしていた。
また、劇中では女優・寺島しのぶと激しいぬれ場を演じ、寺島は「子供を産んだ後にこのようなシーンの役が来てうれしかった」と感想。実は撮影で「自慰行為するシーンがあった」と、さらなる過激なシーンにも挑戦していたが「カットされてしまいました」と振り返った。
リリーは「皆さんにはこのシーンだけダビングしてお渡しします」と冗談を飛ばし、会場を盛り上げていた。