昨年６月に第１子となる長男・笑福（えふ）君を出産した森三中の大島美幸が２８日、夫で放送作家の鈴木おさむ氏とともに、日本テレビ系「おしゃれイズム」に出演。出産の様子を「イッテＱ！」（日本テレビ系）でおなじみのＣＣＤカメラで自撮りし、賛否両論巻き起こったが、自ら「ヘルメットをかぶりたい。相棒なんで」と希望したことを明かした。陣痛が始まった後、一度は「無理」と拒否したことも明かされた。

　出産に関する希望を病院側が事前に聞く「バースプラン」で、大島は「ＣＣＤカメラをヘルメットでつける」と記入。看護師らを驚かせたという。

　大島とＣＣＤカメラつきのヘルメットといえば、まさに「相棒」。出産前には「子供に生き様を見せたい」「出川（哲朗）さんや（上島）竜兵さんにはできないリアクション芸」と出産時の自身のリアクションを臨場感たっぷりに撮影するため、ヘルメットでの撮影を希望したという。

　しかし、いざ破水すると、自宅にヘルメットを置き忘れたまま。大声をあげていきんでいる最中に鈴木氏がヘルメットを手に分娩室に入っていくと、大島の母親らから冷たい視線が…。大島からは「ムリ！」と拒否され、母親からも「ムリに決まってるでしょ！」と怒られたという。それでもふと我に返った大島は、ヘルメットを自ら取り、着用。とたんに集中力が出てきたようで、「やんなきゃ！と、カメラ位置とか（自分で）グーッと全然いける（直す）ように（なった）」と振り返った。

　大島の自撮り出産映像は昨年７月の「イッテＱ！」で放送された。放送前にはネット上で“出産商売”との批判を含め賛否両論巻き起こったが、放送後には感動の声があふれた。