イッテQ対真田丸 日テレ社長は自信
日本テレビの大久保好男社長は29日、都内で定例会見を開き、“視聴率競争”が激化している日曜夜8時枠の同局系「世界の果てまでイッテQ!」(日曜、後7・58)とNHK大河ドラマ「真田丸」(日曜、後8・00)について言及した。両番組は2月に入り、視聴率争いでは“2勝2敗”の5分となっている。
不倫騒動の影響で活動を休止したベッキーが不在となっている「イッテQ!」だが、視聴率は好調。裏番組の「真田丸」も28日の第8話「調略」が17・1%(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、BSプレミアムの平均視聴率も連続して4%を超えるなど、高視聴率が話題となっている。
「真田丸」の高視聴率について質問された大久保社長は「そういう質問は現場に聞いてもらう方がいいと思うが」と前置きした上で「NHKさんのことをあれこれいっても仕方がない。それよりも『イッテQ!』が視聴者の支持を得る良い番組に成長してきたと思うので、これからも課題はいろいろあると思うが、番組を成長させていってほしい」と自信をみせ、あくまでも「イッテQ!」自体の質を高めることが重要とした。
昨年の大河「花燃ゆ」は視聴率で苦戦するなど、「世界の果てまでイッテQ!」を脅かす存在とはならなかったが、真田丸は放送開始当初から、高視聴率で話題を呼んでいる。
【2月の両番組の平均視聴率】
▼「イッテQ!」 17・4%(7日)、19・0%(14日)、16・7%(21日)、18・7%(28日)
▼「真田丸」 19・0%(7日)、16・9%(14日)、17・4%(21日)、17・1%(28日)