たけし ハリウッドでスカヨハと共演
タレントで映画監督のビートたけし(69)が、スカーレット・ヨハンソンが主演するハリウッド映画「攻殻機動隊」(2017年3月31日全米公開)に出演することが3日、発表された。たけしのハリウッド映画への出演は1995年のキアヌ・リーブスとの共演作「JM」以来2度目。
士郎正宗氏の人気SF漫画「攻殻機動隊」のハリウッドでの実写化として制作決定時から世界の注目を集めている作品。米ドリームワークス・ピクチャーズが製作し、「スノーホワイト」のルパート・サンダースが監督を務める。
たけしは最も危険なテクノロジーの脅威から世界を守る使命を負う、内務省公安9課の創設者かつ課長の荒巻大輔を演じる。
今回の出演について、たけしは「この作品は近未来の人類を、ユニークな設定に置くことによってストーリーが組み立てられています。個人的にアニメや漫画のファンという訳ではないけれども、自分が演じる荒巻という役は、独特な存在感を放つ魅力的な人物であり、登場人物の人間模様を中心に様々なエピソードが散りばめられ、自分の監督作品とは全く異なるスタイリッシュなエンターテインメント作品として、面白いなと思い、出演することにしました。どんな作品になるか、自分も楽しみにしています」と語っている。
科学技術が発達した近未来を舞台に、犯罪やテロを未然に防ぎ、国家の保安や機密を守る公安警察組織「攻殻機動隊」の戦いが描かれる同作。ヨハンソンはサイボーグのヒロイン・草薙素子を演じる。