君島十和子さん長女・蘭世惠翔ら初舞台
元女優で実業家の君島十和子さん(49)の長女・蘭世惠翔(らんぜ・けいと)ら宝塚歌劇団に入団した102期生39人が9日、兵庫県宝塚市にある稽古場で、初舞台のラインダンスを公開した。
ラインダンスの前には、星組2番手紅ゆずるが応援歌「フライエンターテイナー」を熱唱。野口幸作氏が「春をイメージした」という演出で、約5分のラインダンスを披露した初舞台生は、肩で息をしながらも満面の笑みで乗りきった。元タカラジェンヌで、今回初舞台生のラインダンスの振り付けを初めて手がけた鈴懸三由岐氏からは「まだ(プロとして)内面に甘さがある。でも仲もいいし、前向きな期。もっとよくなるので限界まで挑戦してほしい」と愛あるダメ出しも飛び出した。
春の小鳥をイメージしたピンクの衣装も公開。首席で入団の舞空美瞳(まいそら・みみ)は「最初で最後の同期で作り上げる初舞台。初日までにもっとよいものにして、お客様に感動をお届けできるように頑張りたい」と瞳を輝かせた。
102期生のラインダンスは18日に宝塚大劇場で初日を迎える星組公演「THE ENTERTAINER!」(~4月25日)で披露される。