石坂浩二『鑑定団』には皮肉もチクリ

新番組への意気込みを見せる石坂浩二=東京都内
新番組への意気込みを語る石坂浩二=東京都品川区のテレビ東京天王洲スタジオ(撮影・出月俊成)
松丸アナ(左)とともに新番組への意気込みを見せる石坂浩二=東京都品川区のテレビ東京天王洲スタジオ(撮影・出月俊成)
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 俳優の石坂浩二(74)が12日、自身が司会を務めるBSジャパン(テレビ東京系列)の新番組「開運!なんでも鑑定団 極上!お宝サロン」(4月7日スタート。木曜、後9時)の記者会見に出席した。降板したテレビ東京「開運!なんでも鑑定団」に対しての思いを聞かれると「惜別なんてものは全くありません」ときっぱり。新番組に関しては「テレビは楽しくやった方が雰囲気が出る」などと降板騒動を皮肉る余裕も見せた。

 会見は第1回の収録後に行われた。美術品、骨とう品への造詣が深く、豊富な知識を持つ石坂は、トークではなく鑑定自体を掘り下げる新番組の初収録に「ずっと楽しみにしていた。どういう方でどういうものを集めていらっしゃるかというので、広げられる。結構乗り気でやったので、少し(収録時間が)長めになったかもしれませんが、僕自身は楽しめました。すごく」と満足げに振り返った。

 「テレビは楽しくやった方が空気感が出るので。ですから楽しくやりました」と地上波版を意識した発言もあり、改めて思いを聞かれると「惜別なんてものは全くありません」ときっぱり。「今回、こういうことで“ごちょごちょ”っとしましてね。ご迷惑をおかけしてじゃなくて、僕が迷惑を受けたんですけど…」と皮肉った。

 石坂は地上波版「鑑定団」に94年4月の放送開始から22年にわたり番組の顔として出演していたが、近年、オンエアでは発言が極端に減少。メディアやネット上ではパワハラなどと騒動となった。テレ東は意図的な編集を否定。石坂は29日の放送をもって同番組を降板する。

 新番組にはテレ東の松丸友紀アナが出演するが、MCは石坂1人だけ。オンエアされる発言も増えるのではないかと水を向けられると、「当然そうですよね。今度は(コレクションについて)討論をする番組なので。独演会になるんじゃないですかね」と発言機会激増を予告。この点についてさらに質問が及ぶと、局側から「『鑑定団』の会見は来週行いますので…」とやんわり制止が入った。

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