吉田羊 「ナオカナ」疎まれ役に幸せ
女優の吉田羊がブログを更新し、フジテレビ系ドラマ「ナオミとカナコ」(木曜、後10時)で“疎まれ役”を演じることの意義について告白。「疎まれることの幸せを感じさせていただきました」と女優らしい思いをつづった。
吉田は同ドラマで、行方知れずとなった弟(佐藤隆太)を探し、弟を殺したことを隠して完全犯罪をもくろむ義妹(内田有紀)とその友人(広末涼子)を追い詰める服部陽子を好演。犯罪を暴こうとする役どころで常にシリアスに演じ、ドラマの緊迫度を高めている。
吉田は12日のブログで「陽子でございます」と役名であいさつ。「今回、疎まれ役を演じきる勇気と、やり切って思い通り疎まれることの幸せを感じさせていただきました」と記した。
また、陽子について「ひたすら自分が正義で執念深く強かったけれど、その根底には家族への深い愛があったこと、そのことが最終回の瞬間にでも伝わったら嬉しいなと思います。そしてそれが分かった時、陽子を生きて良かった、また次も頑張ろうと思えるのだろうと」と一つの役をこなすことの意義を記した。ドラマは次回、最終回。