津川雅彦、ギャラ1/3でも質落とさず
放送文化の向上に功績があった人物を表彰する「日本放送協会放送文化賞」の授賞式が18日、東京・NHKで行われ、俳優の津川雅彦(76)、歌手の由紀さおり(67)、歌舞伎俳優の尾上菊五郎(73)らが表彰された。
津川は仕事のため長女で女優の真由子(41)が来場し、父のコメントを代読。「僕は重要な仕事のほとんどがNHK。連続テレビ小説は5回、大河ドラマは9回も出させてもらった。ギャラは民放の3分の1ですが、芝居の質は落とさずにやった」とジョークを利かせ、会場の笑いを誘った。
由紀は、児童合唱団時代のNHKラジオ出演など半生を振り返りながら「紅白歌合戦に3度出たり入ったりした歌手は私だけ」と笑顔で話した。