杉良太郎 国会議員に窮状訴える
俳優で歌手の杉良太郎(71)が23日、衆議院議員会館で開かれた超党派議員による演歌・歌謡曲を盛り上げることを目指す「演歌・歌謡曲を応援する国会議員の会」(衆院議員・二階俊博会長)設立総会に、歌手仲間の田辺靖雄(70)、山本譲二(66)、瀬川瑛子(67)、コロッケ(56)らと出席。低迷する演歌・歌謡曲界の現状を訴えた。
冒頭であいさつした杉は「少しでも演歌・歌謡曲の世界が上向きになるように、活性化できるようにお願いしたい。業界も努力をしっかりやって、国民大衆の楽しみを増やしていきたい」との思いを伝えた。また、山本も「地上波の音楽番組が4本しかない。なかなか歌が浸透しない」など現状を訴えた。
この日は80人(28人は代理)の議員が出席。議員からは現状に対するヒアリングなども行われた。終了後に取材に応じた杉は「これを再出発として、いい曲を皆さんに聴いていただける形が、最終的にできればと思う」と、今後の展開に期待していた。