元阪神・嶋尾康史 金本監督に負けじ魂

 プロ野球・元阪神の投手で俳優の嶋尾康史(47)がこのほど、自身が演出を担当し出演するシチュエーションコメディーの舞台「かすていら 兄と私の一番長い日」の東京公演(25~27日、新宿シアターブラッツ)を前に意気込みを語った。

 同舞台は、NHK連続テレビ小説「まれ」で矢野陶子を演じ、注目を集めた柊子(24)が主演。父から受け継いだ焼き鳥屋を経営する都子(柊子)が、悪の政治の世界へと足を踏み入れようとする町議会議員の兄を守るために悪戦苦闘する物語。嶋尾は都子と敵対する悪人の役で出演するが、今作が柊子とは初共演となる。

 くしくも、東京公演が開催される25~27日は、ちょうどプロ野球の開幕カードと日程が重なる。嶋尾は「狙ったわけではない。気がついたら(公演が)決まっていた。ですので野球関係者は誰も来られない」と苦笑い。もちろん古巣・阪神の戦いぶりは気になる。

 「同年齢の金本(知憲)が監督になって、矢野(燿大)もコーチになった。どんな野球をするのか注目している。もちろん自分も負けてられない」と、力を込めて語った。

 同じ事務所に所属するメンバーによるこの公演は、今年で17年目。「ありがたいことに17回続けてこられた。これからは、この公演をメジャーにしたい。できるだけ多くの人に見てほしい。とにかく面白いですから」と、古巣に負けないチーム一丸の熱演を誓っていた。

 また、NHKの朝ドラを経験し飛躍した柊子は「昨年は、多くの人に私の存在を知っていただけた。今年は、また一からスタートの年。今でも『まれ』の陶子さん!と言ってくれることはうれしい。でも、いつまでも、それにすがるわけにいかない。自分でしっかり、立っていかないといけない」と言う。そのためにも、この主演舞台の成功に全力を尽くす覚悟だ。

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