プロ野球界、「区切り」尾木ママ不信感

 プロ野球界が相次いで発覚した金銭授受について「一定の区切り」をつけたことに対して、尾木ママこと尾木直樹氏が24日、公式ブログで「心もとない」と、不信感を表した。

 尾木ママは今回の問題について、野球が子どもたちの夢の対象であるだけに、教育者として心配して見守ってきた。

 そして金銭授受について賭博とは異なることは理解しながら、日常的に行われていたことから「金銭感覚歪め 一般社会からも 他のスポーツ界からも解離することでしょうね」と、プロ野球選手たちの常識感覚の麻痺を恐れた。

 そして相撲界が八百長問題の発覚に対して場所を中止して膿を出し切ろうとした例を取り上げ、「毅然と潔い対応に踏み切った角界と 今回はずいぶん違うように思います…明日の開幕に間に合わせる意識がどうしても先行しているように思えますね…」と、問題解明の浅さを指摘した。

 その上で「第三者委員会設置して深くえぐらないと 共同声明だけでは心もとないのが正直なところです…」と提言した。

 25日のシーズン開幕を控えたプロ野球は、巨人選手の野球賭博問題や円陣での選手間での金銭授受が発覚したのを受けて23日に12球団代表者会議を開き、熊崎コミッショナーが指示した再調査で新事案が出てこなかったことを理由に、「一定の区切りがついた」とした。

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