石破大臣、中国軍に1人で酒豪勝負
石破茂・地方創生担当相が、25日に放送されたフジテレビ系「ダウンタウンなう」(金曜、午後7・54)に出演。45歳で防衛庁長官となり中国訪問した際の会食で、中国国防大臣を筆頭とした中国軍幹部が束になって酒豪勝負で潰しにかかってきたが、「こっちも日本の名誉背負ってんだ!」と1人で応戦したことを明かした。
番組でダウンタウンや坂上忍を相手に、「コップで飲みたい」と地元・鳥取の酒をガブガブとあおりながら、70年代アイドルのオタクだと称して、アイドル話で暴走した石破氏。話は転じて政治の話に移ると、45歳で防衛庁長官となり、中国訪問した時の裏話を明かした。
石破氏は「中国の国防大臣というのは軍人の偉い人で、70歳くらいかな。だから、この日本の若造が、と勝負挑んでくるわけですよ」と、アルコール53度のマオタイ酒での飲み比べが始まったことを明かした。
「最初は小さいの(お猪口)で飲んでますが、5杯くらい飲んでると、こっちが強いのが向こうにわかるわけですよ」と、中国側が危機感を持ったそうで、石破氏は「『これはいかん、中華人民共和国の名誉のために敗けるわけにいかん』ということで、私の前に総参謀長とか情報局長とかがずらっと並んで『日中友好 乾杯!』とやってくるわけですよ」と集団で潰しにこられたことを名調子で振り返った。
しかし石破氏は「『なんだ、数いっぱいで卑怯じゃないか』と思いましたけど、こっちも日本の名誉背負ってんだから、そんなこと言えない」と1人で応戦したことを明かして、笑わせた。
これにはダウンタウンも「えらい戦いやな」(浜田雅功)、「それは知らなんだ」(松本人志)と感心。
石破氏は「中国の人ってのは、酒を飲んで乱れるのは一番軽蔑されるらしい。もう、飲んで訳の分からないこと言ったら終わりですからね。ダメに決まってる。醜態を演じたらアウト!」と、負けられない戦いだったことを振り返っていた。