女優の広瀬すず（１７）が２６日、都内で１９日に発売した２冊目のフォトブック「１７才のすずぼん。」（集英社）刊行記念握手会を開き、イベント前に会見した。

　「１７才の－」は１９日の発売開始と同時に３万５０００部が即完売し、３万部の重版をかける大人気。広瀬は「ビックリ。最初はだれか見てくれる人がいるのかなと思っていたんです。今は『ワー』という気持ち。こんなに私のことを知ってくれてるんだ。ありがたいことです」とファンに感謝した。

　撮影は昨年８月に米マイアミで行い、撮り下ろしカットを５０ページ以上にわたり収録。幼少期の秘蔵フォト、１００のＱ＆Ａや姉・アリス（２１）とのトークなど“１７歳の広瀬”を１冊にまとめた。

　高校生活もあと１年となったが、広瀬は「学校が終わってから普通に友だちとどっかに行きたいな。あんまり会えてないし…」と超多忙な女優らしい悩みも打ち明けた。さらに恋愛についても「少女マンガに走ってます。“こんなこともあるんだ”とうらやましく思って見てます。今はスポ根ものというか体を動かす役が多いのですが、恋愛ものも大人になったらいつか」と笑顔で話した。

　昨年は映画「海街ｄｉａｒｙ」の好演で日本アカデミー賞新人賞に輝いた。報道陣から「次は主演賞？」と質問されると広瀬は「無理ですよ～」と絶叫したが、「海街－」で共演した表彰式会場の綾瀬はるか（３１）、長澤まさみ（２８）の姿に「ああなりたい。この空間にいたいと思いました」と飛躍を誓った。