マツコ 「1回戦負けしろ」県議にあ然
タレントのマツコ・デラックスが8日、都内で行われた2020年東京オリンピック・パラリンピックへ向けた新事業の記者発表に参加した。日本財団パラリンピックサポートセンターの顧問を務めるマツコは「『顧問』って呼ばないで。お手伝いなんで」と“肩書き”に恐縮しつつ、パラリンピック競技の選手の体に興奮して笑いを誘った。
ウィルチェアー・池崎大輔選手の鍛え上げた上半身に「すごい」と強い興味を示し、「ちょっと変なことしていい?」と胸にタッチ。進行の平井理央アナウンサーから「体の話ですか?」ととがめられてもお構いなしだった。
段差を体験する場面では車イスを利用したが、平井アナが後ろから押しても思うように動かず、「いつ何時、何が起こるか分からない。今までで一番やせようと思ったかも」とこぼしていた。
また、バドミントン選手による裏カジノでの賭博が発覚したことには「なんでやったのかね?ちゃんとしないとね、やっぱり。彼らもだけど、誰かいなかったのかね。ちゃんと(指導)してあげる人が」と首をひねった。
『顧問』以上に、『ご意見番』と呼ばれることが嫌というマツコは「私は遠吠えしてるだけ」と説明。それを受けた報道陣から「最近のニュースでほえたいことは?」と聞かれると、「笑っちゃったのは(1回戦負けしろ発言の)滋賀県議」と吉田清一県議が選抜高校野球に初出場した滋賀学園の選手らに「1回戦負けしろ」という趣旨の発言をしたとされることをあげ、「またこんなのが出てきたか。こんな人たちがルールを作ってるんだから、うまくいくわけがない」とあきれていた。