さんま 芸名の由来 師匠と思い出秘話
明石家さんま(60)が9日に放送された関西テレビ「さんまのまんま」(土曜、後1・56)で、師匠・笑福亭松之助(90)と共演し、ユニークな芸名の由来など“さんまの成り立ち”について語った。
師匠の松之助がゲストとあり、冒頭から「いつものゲストより倍疲れるわ」と緊張ぎみのさんま。さんまの代名詞ともいえ、愛娘IMALU(いまる)の名前の由来ともなった「生きてるだけで丸もうけ」が、当時、禅にハマっていた師匠との雑談の中に出てきたフレーズだったことなど、思い出話を披露した。
「落語家でさんま、っておかしいもん」と苦笑する芸名については「うち(の家)がさんまの水産加工業をやってたから『明石家さんま』なんです」と秘話を披露。兄弟子が「明石家ひらめ」と名付けられたが、命名の翌日、「ヒラメは海底に沈んで浮かんでこないので、芸人としてよくないと思います…」と松之助に土下座して芸名を返上したことや、自転車屋の息子が「明石家サドル」、下着屋の息子が「明石家パンツ」と名付けられたことなど、「(命名は)じゃまくさい」という師匠の豪快な人柄から、松之助一門にユニークな芸名が生まれたことを明かした。
さんまは17歳で弟子入り。松之助に「なんでオレ、(師匠に)選んだんや?」と聞かれ、「師匠、センスありますさかい」と“上から目線”で言ってしまった無礼を「(当時は)子供やったから、最大級の褒め言葉やったんです」と釈明していた。