８日にＡＫＢ４８を卒業した高橋みなみ（２５）が１０日、都内で、ＣＭ出演しているキリン「氷結」の“あたらしくいこう宣言式”に登場し、涙ながらにソロ活動への思いを込めたスピーチを行った。

　卒業翌日の９日から始まった新ＣＭは、ソロになった高橋が演歌歌手・小林幸子（６２）の巨大衣装に変身し、小林からエールを送られる内容。「氷結」のリニューアルに合わせて“あたらしい姿”をアピールしている。

　この日の宣言では、何度も推敲（すいこう）した手紙を読み上げた。「始まりの一歩目が大好きです。新しいことを前にすると、とても緊張します、えずくほどに。未来はこの瞬間から始まります。私、高橋みなみは、努力が必ず報われることを自分の人生を持って証明します」。約１０分間、大粒の涙をこぼしながらスピーチすると、もらい泣きするファンが続出した。

　８日の卒業公演でも涙のスピーチで感動を呼んだばかりだが「最後の日は言葉に詰まってしまって、言いたいことが言えなかった」という。思いの丈をすべて出し切り、声援を送るファンに向かってお尻をポンっとたたいて退場した。