上方芸人の功績をたたえる「第５１回上方漫才大賞」のノミネート者発表が１２日、大阪市内で行われ、オール阪神・巨人、海原やすよともこ、中川家が大賞候補に選ばれた。阪神・巨人は１９８２、８３、８５年と３度大賞を受賞しており、横山やすし・西川きよし、中田カウス・ボタンと並んでいるが、今回大賞を獲得すれば、単独最多４度目の受賞となる。やすともは１２年、中川家も１０年にそれぞれ大賞を受賞しており、ハイレベルな争いとなりそうだ。

　大賞は事前に審査が行われ、５月１４日、大阪・梅田芸術劇場での授賞式で発表される。なお、「奨励賞」「新人賞」は同日に生漫才を披露し、受賞を争う。この模様は、午後３時から関西テレビ、ラジオ大阪の両局が生中継する。

　各賞の候補は以下の通り

　「大賞」オール阪神・巨人、海原やすよともこ、中川家

　「奨励賞」銀シャリ、チキチキジョニー、スーパーマラドーナ、なすなかにし、ジャルジャル

　「新人賞」ミキ、コマンダンテ、トット、どんぐり兄弟、尼神インター、アルミカン、マルセイユ（新人、奨励賞は出演順）