俳優ディーン・フジオカ（３５）が１３日、国内初主演となるＮＨＫドラマ「喧騒の街、静かな海」（放送日未定）の取材会を大阪市の同局で行った。席上、ファンの要望を受けて５月８日に大阪・フェスティバルホールで緊急開催が決定した単独ライブの内容について「全然、準備ができてなくて。ドキドキです」と笑顔で語った。

　ドラマで共演する寺尾聰（６８）が「この人、ミュージシャンだから。お芝居だけでない波動がある。ライブやるんだろ？いいなあ。５月８日です」とディーンに代わって告知。これにディーンは多忙でなかなか準備に専念できないことを明かし「大阪で２本やります。リハも全然できてなくて、ドキドキです」と応じた。

　ディーンの単独ライブは、３月末に公式ＨＰで告知され「急遽決定の為、内容は絶賛打合せ中！あと１か月強なのに、間に合うのか？」と記されている。

　寺尾は、自身が今のディーンの年齢時に「俳優としてうまくいかなかった時で、体悪くしたついでに（歌手として）出したレコードが『ルビーの指環』でした。俳優として一歩前に進めるきっかけになった」と回顧。ディーンが３月に発売した楽曲アルバムも聞いたといい「あっ、こいつ役者だと。役者の作る音楽っておもしろいんだよね」と語っていた。