俳優・的場浩司が、熊本地震の被災地で発生している空き巣などの犯罪行為に対し、「絶対に駄目です」と怒りを示し、「あった場所に戻してください」と盗んだ品物などを元に戻すよう訴えた。熊本地震の被災地では避難中の民家が空き巣にあったり、避難所で置き引き被害などが発生しており、熊本県警は公式ＨＰなどを通じて、外出の際の施錠、貴重品の持ち出しなど防犯対策を呼び掛けている。

　的場は１９日夜に更新したブログで「今朝、ニュースを見ていて…　被災地で空き巣が増加していると聞きました…　東日本大震災の時もそうでした…　何故そんなことをするのか…　住み慣れた自宅から地震により離れなくてはならなくってしまった人達…　思い出深く住み慣れた自宅から離れることすら辛いのに…　そこにムチを打つような真似はするなよ…」と訴えた。

　務めて感情的になるのをこらえたような文面からも怒りはにじみ、「空き巣…　絶対に駄目です…　あった場所に戻してください…　じゃないと先々、きっと後悔するよ…　『何であんな事したんだろう…』って…　誰も見てないんじゃない…　御天道様はきっと見てますから…　自分で誇れる自分であってください…　綺麗事を言うつもりもないし…　偉そうな事を言うつもりもありません…　ただ…　傷付いてる人をムチ打つような行為だって事に気付いてほしいだけです…」と切々と語りかけた。