歌丸 笑点降板「考える時期」

NHkスペシャルの番組進行役を務めた桂歌丸
NHKスペシャルで番組進行役を務める桂歌丸=横浜市中区の横浜にぎわい座(撮影・出月俊成)
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 落語家の桂歌丸(79)が22日、自身が館長を務める横浜市の寄席「にぎわい座」でNHKスペシャル「人生の“終い方”~あなたが最期にしたいことは~」(総合、5月中旬以降に放送)の収録後に会見を行い、日本テレビ系演芸番組「笑点」の降板について「そろそろ考える時期が来ているかなという気がしている」と話した。

 今年5月に放送50周年を迎える長寿番組に第1回から出演し、06年からは司会も務めるが、近年は病気で休演することも多い。昨年夏には腸閉塞で2カ月間休養し、8月8日の収録で復帰していた。

 この日は「引き受けている以上は責任を果たすのが当たり前。病にかかって入院しても(復帰を)待ってくれた。視聴者の方も『歌丸の司会じゃないと面白くない』といってくれたので頑張る」と前向きに話しつつ「前に比べて正直苦しいこともある」とも吐露。「具体的には決まっていないけど」と前置きしながら引き際についても言及した。

 また、熊本地震に対しては落語芸術協会会長の立場から「義援金で手助けすることは決まっている。落ち着いたら何人かで慰問に行き、笑いを送りに行こうと思う」と明かした。

 「人生の-」では著名人や一般視聴者の“人生の最期”に焦点をあて、歌丸は進行役を務める。

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