綾野剛 獅童との熱い約束を明かす
俳優・綾野剛(34)が汚職警察官役で主演した映画「日本で一番悪い奴ら」(6月25日公開)の完成披露試写会が25日、東京・丸の内TOEI1で開かれ、綾野と共演の中村獅童(43)、YOUNG DAIS(34)、デニス・植野行雄(34)、ピエール瀧(49)、白石和彌監督(41)が舞台あいさつした。
映画は2002年に発覚した北海道警の大規模な不祥事が題材。綾野は汚職警察官、獅童はそのS(スパイ)になる暴力団幹部を演じる。
綾野と獅童は大河ドラマ「八重の桜」(13年)で共演。綾野は獅童が当時「(再共演のオファーがあったら)ひと言返事で受けるから!」と約束、今回「本当にひと言返事で受けてくださった」という心温まるエピソードを披露したが、その後はタイトルにちなんだワルいエピソードトークを皆が連発した。
綾野は自身が覚せい剤をうつ演技を、白石監督が「綾野君、あそこはアヤノだよ!アレはG難度のうち方だ」と、体操で高難度の技に選手の名前をつける習慣にちなんで絶賛したと暴露。綾野の先輩警察官役の瀧も「殴るシーンで、マジで(パンチが)入っちゃったら、監督が『最高だよ、瀧さん!』って(サムズアップした)」という白石監督の鬼っぷりを暴露した。
獅童は昨年結婚した妻・沙織さんについて「いびきがうるさいので鼻をつまんだら、手を放したあとちょっと無呼吸になってて慌てて起こした」という、あわや“妻殺し”になるところだったエピソードを披露。「あそこ(関係者席)で見てる」という沙織さんに舞台上から「ごめんね!」と謝っていた。
瀧は他にも、この企画を事前に知っていて、この日が初対面だった植野を最初からガン無視していたことを明かし、植野は「俺、ホントに(瀧は)悪いんやなと思っていた」と安どしていた。