小遊三、不整脈手術し来月高座復帰
落語家の三遊亭小遊三(69)が今月11日に不整脈の手術を受けていたことを28日、フジテレビ系「ノンストップ!」(月-金曜、前9時50分)の取材に対して明かし、一時は落語にも差し支えるほどだったということを打ち明けた。
小遊三は30代で異変に気付いた。ゴルフをやっていても、高い所へは苦しくて歩いて上がれなかったという。しかし、病院へ行くことはなく、タバコを止めるだけですませていた。
60代になってさらに異常が。駅の階段を上がるのも苦しくなり、また「落語をやっていても息が切れて、ふわーっとしてね」と、仕事にも影響が出るように。
病院で検査を受けた結果、心房細動不整脈と判明。放置すれば心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす可能性もあると警告され、手術を決断した。
カテーテルを入れて、心臓内部の不整脈を引き起こしている部分を焼却する手術で、約6時間かかったものの成功。「同じ階段上ってみたけれど大丈夫」と健康を回復し、来月には寄席にも出演する予定だという。
不整脈と言えば、ものまね芸人の前田健さんが手術を予定しながら、その前に虚血性心不全の発作を起こして26日に亡くなっている。