広瀬すず 主演映画の続編発表に号泣
女優の広瀬すず(17)が29日、都内で主演映画「ちはやふる 下の句」の初日舞台あいさつを行い、サプライズで発表された続編決定に号泣した。
競技かるた部を舞台にした人気漫画を2部作で実写化した作品の後編。昨年5月の撮影から強い絆を築いてきた広瀬や野村周平(22)ら、かるた部員役のメンバーは「この映画で得たものは友、仲間」と口をそろえ、公開と同時にみんなで会えなくなる寂しさを言い合った。
初主演映画の重圧とも戦ってきた広瀬は「こんなに怖いなと思ったことはなかったんですけど、みんなでお芝居じゃないような体温を出し合って、感じられて、こんなのは最初で最後だと思いました」と感涙。追い打ちをかけるように原作者・末次由紀氏からの手紙が読み上げられ、何度も目元をぬぐった。
すると、手紙の最後で「新しい『ちはやふる』がもう1度見られることを喜んでいます」と続編決定が告げられ、登壇者たちは狂喜乱舞。広瀬はしゃがみ込んで号泣し、ほほ笑む野村や松岡茉優(21)らも広瀬の肩に手を置いて喜びを分かち合った。
広瀬は「どゆこと!?」を5連発、「待って!?」を3連発のパニック状態。涙でメークが崩れたまま報道陣向けのフォトセッションに臨んだ。続編の公開日は未定。全力投球してきただけに「(ヒロインの)ちはや(の役)できないかも…」と弱音を漏らしながらも、続編に向け「上の句も下の句も超えるものを、ここにいるみんなで作りたいと思います。まだまだ『ちはやふる』の世界は無限大にあって、もっともっと届けたい」と意気込んだ。