獅童、初音ミクと歌舞伎共演「初音屋」

初音ミク(映像)と共演した中村獅童=千葉・幕張メッセ
初音ミクと舞台共演した中村獅童=千葉・幕張メッセ
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 歌舞伎俳優・中村獅童(43)が29日、千葉・幕張メッセで、大型イベント「ニコニコ超会議2016」の一環として超歌舞伎「今昔饗宴千本桜」を上演し、人気バーチャルアイドル・初音ミクと共演した。

 古典芸能と最新鋭技術の融合で、獅童は3D映像で投影された着物姿の初音と、息のあった?舞踊や芝居を披露。歌舞伎演目「義経千本桜」にも登場する白狐(佐藤四郎兵衛忠信)を演じた獅童は、敵対する青龍との激突シーンで、「ニコニコユーザーのコメントを得て力をなす。龍の化け物め、消えてなくなれ」とネット世代を意識した現代的なセリフを放った。

 1日3公演をこなして1万5000人を動員するハードスケジュールとなったが、獅童は「本来、歌舞伎はアナログですが、デジタルにもチャレンジして、若い方に歌舞伎に興味を持ってもらいたい一心で、やらせていただきました」と充実感。客席からの大向こうで、『初音屋』と屋号が飛んだ“トップアイドル”とのコラボを、「大変な人気者のミクさんとの共演は、恐れ多いです」と満喫していた。

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