リンゴ CM中止で矢口真里に同情
お笑いタレントのハイヒール・リンゴが30日、自身がMCを務める読売テレビの情報番組「あさパラ!」(前9・25)に出演し、矢口真里らが出演したカップヌードルのCMが中止になったことについて広告代理店の炎上戦略との見方を示し、「かわいそうなのはやぐっちゃん」と矢口の心情を思いやった。
リンゴは矢口を「やぐっちゃん」と呼んで、「やぐっちゃんのCMは広告代理店がうまいことやった」と持論を展開。「やぐっちゃんがそういうのをはらんでいるって分かって使って。炎上してすぐやめた。そしたらあのコマーシャル、Youtubeの再生回数すごいですよ。禁止になったから、みんなどんなんやったかなってものすごく見るわけです」と分析した。
矢口らが出演したカップヌードルのCMは3月30日から放送。自らのスキャンダルをからめた「自虐ネタ」を繰り出す内容で、不倫や離婚があった矢口にはネット上などで不快感を訴える声があったとして、日清食品は4月初旬に放送を中止した。Youtubeの再生回数は一番多いもので70万回を超えている。
リンゴは「カップヌードルという大衆にとってスタンダードな食品がとがって見えた。あたし、買ってもうたもん。おかげで」と笑いを誘い、「あれで広告代理店と日清は成功」との見方を示した。
共演した和歌山大学経済学部教授の足立基博氏は「炎上戦略っていうのはけっこうあります。わざと炎上させて注目を集める。間違いなくそれです」と同意。リンゴは「ねえ。あれはうまくいった。やぐっちゃんがかわいそうなだけ」と矢口の心情に思いをはせた。