ダレノガレ 被災地巡り涙のペット支援

竜之介動物病院に訪れたダレノガレ明美=熊本市中央区
動物病院でペットを抱くダレノガレ明美=熊本市中央区
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 タレントのダレノガレ明美(25)が3日、熊本地震の被災地を訪れ、被災者と被災したペットたちを激励した。訪れたのは熊本市内にある動物病院など。ダレノガレは動物病院にはサプライズで訪れ、支援物資が詰まった段ボール箱を「6、7ケース」置いていった。以前、ダレノガレはツイッターで熊本を訪れることが決まったことを報告し「現地の人と触れ合いたい」と表明していた。最近は自身によく似た「ニセノガレ」の出没情報が各地であったが、本物の登場に被災地には笑顔が広がった。

 「竜之介動物病院」によると、ダレノガレが訪れたのは午後1時半ごろ。雨の中、突然現れ、受け付けに「こんにちは」とあいさつして激励に来たことを伝えた。上はアディダスの青いトレーナーで、下は黒のパンツ姿だった。

 支援物資を持って来たことを告げ、マネジャーら4人で段ボール箱を運び込んだ。動物病院に来ただけあって、中には動物用のシートやフードがたっぷり詰まっていた。同病院が避難所としても開放されていることから人が使うための物資も入っていた。

 同病院は震災後、200匹の動物を預かっている。ケガはしていないものの、飼い主が被災して一緒に暮らせない、または飼い主が避難所にいて一緒に暮らせないなどの理由があるという。ほかに、ケガをして入院している動物が約70匹いるという。

 ダレノガレは院長の案内で病院内を見て回った。自身もネコを飼っていることから、震災後に生まれたばかりの子猫を抱きしめて「かわいい!」とつぶやいたり、「頑張ってね」と声をかけた。飼い主と一緒に暮らせないペットたちを前に、涙ぐむこともあったという。

 同病院のスタッフによると、ダレノガレはかねて動物愛護に関心があることを話していたそうで、そのこともあって同病院に訪れたことを話していたという。ダレノガレは約1時間同病院に滞在し、次の場所に向かったという。

 ダレノガレは益城町の避難所にも足を運び、炊き出しに携わった。

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