次期朝ドラ、兵庫県知事が期待!

井戸敏三兵庫県知事(右)を表敬訪問した「べっぴんさん」のヒロイン・芳根京子=神戸市内
兵庫県の井戸敏三知事を表敬訪問した「べっぴんさん」ヒロインの芳根京子=神戸市内
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 10月3日スタートの次期NHK朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロイン・芳根京子(19)が11日、神戸市中央区の兵庫県庁で井戸敏三知事(70)を表敬訪問した。

 井戸知事は「(4月2日まで放送されていた)『あさが来た』も楽しみに見ていた。視聴率を追い抜いてもらいたいですね」と、全話平均視聴率で今世紀最高の23・5%(関東地区)を記録した「あさが来た」を上回る数字を期待した。

 同作品は大手ベビー服メーカー「ファミリア」(本社・神戸市)の創業者・坂野惇子さんがモデルで、神戸市が主な舞台となる。

 また「神戸の“はいからさん”らしさをうまく出せば」と提案。「竹田城や六甲山もぜひ売り込んで。兵庫県公館もロケに使ってもらえばいい」と県内の名所を次々に挙げ、懸命にPRした。さらに「色っぽい話とか。淡い恋物語があってもいいのでは」と、演出のアイデアまで。あまりの勢いに、ドラマの三鬼一希・制作統括も「(脚本家・渡辺千穂氏に)相談してみます」と押され気味だった。

 すでに役作りのため兵庫県内を巡っているという芳根は「六甲山に登ったし、(芦屋市の高級住宅街)六麓荘も回った。神戸のおいしいものを食べるのも楽しみ」と笑顔をみせていた。(視聴率の数字はビデオリサーチ社調べ)

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