名倉潤“芸人枠”で朝ドラ出演
今秋スタートの次期NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の主要出演者発表が16日、大阪市内で行われ、近年朝ドラでの好演が続く“芸人枠”で、ネプチューンの名倉潤(47)の出演が発表された。
名倉はヒロイン・すみれ(芳根京子)の父・五十八(生瀬勝久)が営む繊維会社の番頭役で、実直で頭の回転が速く、五十八に絶大の信頼を置かれる役柄。
会見では、お笑い番組で“タイ人”とイジられる風貌をネタに「今回、本当に日本人の役でよかったです。まさか僕が朝ドラに日本人の役で出られるとは思わなかったので、関西弁をしゃべれるだけで呼ばれたんだと思います」と笑わせた。ただ、続けて「皆さんの足を引っ張らないように、みなさん、よろしく、おねりゃい…おねり…お願い致します」とカミまくる一幕も。
最近の朝ドラでは、同じネプチューンの原田泰造が、13年「ごちそうさん」でヒロイン(杏)の父親を好演。14年「マッサン」には西川きよしが、味わいある酒造会社の社長役を演じた。また15年「あさが来た」では、ヒロイン(波瑠)の付き人女中・うめ役の友近や、ヒロインのビジネスの右腕となる平十郎役の辻本茂雄の役者ぶりが話題に。朝ドラのヒットに不可欠な要素となっている。
名倉は、ネプチューンでも原田や、堀内健に比べてもドラマ出演はわずかだが、愛されるキャラクターだけに、ネット上では早くも「名倉師匠が朝ドラに出る日が来るとは!」「潤ちゃん朝ドラ出んの!?」「泰造さんに続いて名倉さんもか」「これは見ないと」と盛り上がりをみせている。