ミュージシャンでタレントのデーモン閣下が１８日放送のＴＢＳ系「ひるおび！」で、１０連勝中の大相撲・稀勢の里について「全勝なら（横綱に）なれる」とコメントした。

　好角家としても名を馳せるデーモン閣下が、久々の日本人横綱の誕生に期待を寄せた。稀勢の里は、先場所が１３勝で、優勝は逃しているため、今場所優勝しても、横綱にはなれないのでは？との疑問もあるが「優勝していないからハードルは非常に高い。１４番は最低必要。１４番でもいやーという人もいる。でも全勝なら、今の雰囲気ならなれる」と、２場所連続優勝でなくても、１４勝でも可能性が、全勝ならば、ほぼ確実に横綱に昇進できるとした。

　デーモン閣下は今場所の稀勢の里について「今場所は先場所以上に落ち着いている。これまで、土俵下ではうつむいて自分のことばかりだったが、今場所は上で行われている相撲に目を送る余裕がある」と、先場所との違いも指摘。ただ先場所は「白鵬に敗れてからガタガタになった」ため、同じく現在１０勝で優勝を争う１３日目の白鵬戦がカギを握るとした。