桂文枝、夫人と関係修復で余裕あり
落語家の桂文枝(72)が18日、大阪市内で単独公演「たったひとり会」(7月16日、大阪、なんばグランド花月)の発表会見を行い、プライベートでは“ひとり”ではないことを明かした。
文枝は、2月にタレント・紫艶(38)との20年にわたる不倫騒動が発覚。夫人との間がぎくしゃくし、「家庭の危機を抱えている」と語っていた。しかし、この日は「以前から(関係は)修復はされております。稽古は1人ですが、食事とかそういうのは1人ではなく、2人、3人です」と笑顔を交えて語った。
騒動発覚直後には「嫁さんには44年間、私のために一生懸命やってくれて、裏切るようなことになってしまい『本当にあんたは脇が甘いからや』と言われました」と目を潤ませながら語っていた。その後の公演の際には、夫人が着物を準備してくれなくなったことを告白していた。
この日の会見では「着物はどなたが用意されるんですか」という質問に対して、右耳に手を当てて顔を傾ける“号泣元県議”野々村竜太郎被告(49)の聞こえませんポーズを披露して笑いを誘った。「しっかりと家内が用意してくれてます。本当にいろいろエラいことになりました…」と苦笑いだった。一方でタレント活動を再開した紫艶に対しての言葉は無かった。
「たったひとり会」は文枝の誕生日でもある7月16に行う単独公演。古典の「皿屋敷」を初披露する。「米朝師匠から春團治師匠に伝わった『皿屋敷』を創作落語で培った要素を入れてやりたい。あるものをうまく生かしてやっていくのが次につながると思う」と意気込み十分だった。