井上晴美、不謹慎狩り思い出し涙

 熊本地震で被災したタレントの井上晴美(41)が19日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、自分が受けた“不謹慎狩り”について涙ながらに訴えた。

 インタビューの場所にジーンズ姿で登場した井上は、ブログで被災状況をつづったことに「人気取り?」「不幸自慢にしか聞こえない」など、一部の人からバッシングを受けた。そのため、ブログでの発信を一時ストップしてしまった。

 当時の状況について「これからどうやっていこうとみんな必死で、水も、食べるものもない。そんな中で(批判コメントを)読むともっと落ち込む。コメントを読むことをやめてもまだ続く。ならば書くのをやめれば傷つかないと…。これ以上のどん底はありえないと」と辛い心境だったと説明。その後「思い出すのも…」と言葉をつなぐと、涙が止まらなくなった。

 それでも今回インタビューに応じたのは「人に伝えなきゃいけないこととか、経験者として人にお話できる機会を頂いたので…」と、大変だった状況や現状を、被災者としてしっかり伝える必要があると認識したから。夫と3人の子供と生活していた家は全壊となったため、再出発場所を探しているというが「まだ見つかってない」という。そのため子供たちもまだ小学校には通えていないというが、今年小学校に入学したばかりの長女のために、自宅からランドセルを探し当てたことを報告。「子供は早く勉強したいって…」と笑顔を見せた。

 最近になってようやく「前を向けるようになった。止まってちゃダメだと。なので子供の学校も、どこがいいかなと今探しています」と、ようやく動き出せる心境になったことを話していた。

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