芸能事務所のオスカープロモーションが１９日、都内で「第１回ミス美しい２０代コンテスト」の概要説明記者発表会を行い、同プロモーション所属の女優、武井咲、剛力彩芽、河北麻友子の３人も出席。武井は「このチャンスを多くの人に知ってもらいたい。自分の知らない世界が発見できるので、ぜひ挑戦してほしい」などと、２０代女性へコンテストへの応募を呼びかけた。

　「２０代女性に光をあてた新たなコンテスト」と銘打たれた今回のイベントは、プロアマを問わない２０～２９歳（２０１６年８月３１日現在）の独身女性を対象に、グランプリ受賞者には賞金２００万円のほか、同プロモーション所属の上、映画出演、テレビドラマ出演、雑誌デビューの特典が与えられる。また、グランプリ推薦者にも賞金１００万円が用意されている。

　オスカープロは１９８７年に「全日本国民的美少女コンテスト」の第１回大会を後藤久美子をイメージキャラクターに開催。以来２９年間、国内コンテスト応募総数１位の実績を残しながら、今回出席３人のほかにも米倉涼子、上戸彩、佐藤藍子、忽那汐里らを輩出してきた。

　他の芸能プロモーションも含めた、各コンテストの応募対象年齢は１０代が圧倒的に多い。１０代の原石発掘ではなく、２０代という磨かれた女性にスポットをあてた今回の新機軸が、芸能界を中心にどのような新風を吹き込むか注目される。

　応募期間は４月２０日～７月２０日で応募資格は２０代女性であればプロアマは問わない。最終審査は８月末、グランプリ受賞者の発表は９月に行われる予定。

　主催者によれば、当初は応募開始直前に今回の発表会を催す予定だったが、熊本地震の発生時期と重なったため、その後の状況を見ながら、この日に延期されたという。

　なおテレビ番組でベッキーと共演したことのある河北はそのテレビ復帰について尋ねられ、「おめでとうございます。コメント？答えづらいですね。うれしい？はい」と言葉を選びながら答えた。