ジブリ新作 カンヌ初出品で総立ち拍手

公式上映後のマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督(左)とスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー=仏カンヌ©Kazuko Wakayama
現地のマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督(左)とスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー=仏カンヌ
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 スタジオジブリの新作「レッドタートル ある島の物語」(9月17日公開)が18日(日本時間19日)、仏カンヌで開催中の世界三大映画祭の1つ、第69回カンヌ国際映画祭で公式上映され、マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督と鈴木敏夫プロデューサーが出席した。

 独自のスタイルやビジョンを持つ作品を中心に18作が競う「ある視点」部門に出品されており、上映後は約5分のスタンディングオベーションが起きた。

 高畑勲監督の助言を受けながら8年かけて初の長編作を完成させたマイケル監督は「本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ジブリのアニメーション制作の豊かな経験から生まれる様々なアイディアはこの作品を作るうえで、とても素晴らしいものでした」と感謝。意外にも初となるジブリ作品のカンヌ出品に鈴木プロデューサーは「光栄です」と喜んだ。

 映画は、嵐で無人島に流れ着いた男が、見えない力で何度も島に引き戻されながら謎に迫るストーリー。各賞は21日(日本時間22日)の授賞式で発表される。

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