佐藤浩市 「滑舌が悪い」と鳥越氏に陳謝
俳優の佐藤浩市(55)が22日、都内で主演映画「64-ロクヨン-前編」の大ヒット御礼舞台あいさつをジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)と行い、会見の“コツ”を観客に披露した。
佐藤は劇中で警察の広報官・三上義信を演じる。記者クラブとの確執や組織と個人との葛藤などが見どころだが、報道陣から最近の舛添東京都知事やベッキーの会見を引き合いに「答えづらい質問にはどう対処するのか」と質問が飛んだ。
佐藤は「それを教えてしまったら、今後が成立しないでしょう」と笑顔でかわした後、「(芸能人の会見は)正義とかはあんまり関係ないけど、一般的な倫理は問われるでしょう。自分に関していえば正直に答えようと思っています」とはっきり口にした。
佐藤と鳥越氏はこの日が初対面。新聞記者時代の“夜討ち朝駆け”に関し、佐藤が「(警察の)官舎に行ったりしてですね?」と質問すると、鳥越氏は「官舎(かんしゃ)」が「会社(かいしゃ)」と聞こえたらしく「会社にはいかないで夜討ち朝駆けしたんです。1日も休まず1年間やりました」と話すと、佐藤が「滑舌が悪くてすいません」と謝るシーンがあった。