サンミュージック芸人、ベッキー後遺症
サンミュージックに所属するお笑いタレント、髭男爵、メイプル超合金、テル、ゴー☆ジャスが25日、都内で行われた映画「サウスポー」(6月3日)の宣伝隊長を懸けたイベントに参加した。すべてを失ったボクシング元世界王者の復活物語を描いた作品にちなみ、「これはどん底という経験は?」という質問に、山田ルイ53世は「事務所的には今」と即答。「ゲスの極み乙女。」川谷絵音との不倫騒動による休業から、ようやくテレビ復帰した“稼ぎ頭”のタレント・ベッキーを連想させた。
その後、報道陣から「事務所は大変でしょう?」と“直球質問”が飛ぶと、山田は「サンミュージックの芸人は去年の暮れくらいから昨日まで記憶がない」と苦笑い。「皆さんが稼がないと」という二の矢には、メイプル-のカズレーザーが「家の大黒柱というか、全部の柱がなくなった感じですから」と口にし、山田が「建築法違反ですから」と続けて笑わせた。メイプル-は昨年のM-1グランプリで決勝進出し、ブレーク中で期待も大きいはずだが、カズレーザーは「マネジャーから『お前らが頑張っても仕方ない』と言われた」と暴露。ベッキー不在の損失のすさまじさを明かした。
また、ベッキーに対し「こんな風に復活したらいいというのは?」とアドバイスを求められると、ロバート・デ・ニーロのものまねで知られるテルが「(画面の)映りの向きを変えるとか」と回答し、会場には失笑が。すかさず山田が「徐々に頑張っていかれるでしょう。(不倫騒動は)収束ということですから」とまとめていた。