松本人志「探偵」出演はノーギャラ
お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(52)が依頼者として出演した27日深夜のABCの名物番組「探偵!ナイトスクープ」の平均視聴率が20・2%(ビデオリサーチ調べ、関西地区)だったことが30日、わかった。同番組が20%を超えるのは14年1月31日以来、2年4カ月ぶり。前4週の平均視聴率15・8%で、松本パワーが大台突破の牽引力となった。
松本は3月にツイッターに「がっちり入って絶対とれへん!ナイトスクープに頼むか!」と、陶器のミルクポットの中に、柄の付いたカップがハマって取り出せなくなった写真を掲載した。
松本は同局の「松本家の休日」に、たむらけんじと出演。たむけんが「ナイトスクープ」で探偵を務めていることから、正式に番組に依頼をするよう勧めると「探偵は誰やねん。お前はいやや」とまんざらでもない様子を見せていた。
その後、この珍トラブルを「ナイトスクープ」に正式に解決依頼。「たむらけんじ探偵だけは、よこさないでください」と要望し、、6日に行われた同番組のスタジオ収録では、探偵役のハライチ・澤部佑(29)が松本救済に出動。科学技術も駆使して真相究明に当たった様子が爆笑VTRで報告された。
同局広報によれば、今回「松本家の休日」とのコラボもなく、純粋に“依頼者”としての出演だった。松本自身も番組出演を楽しんだようで、7日には出演記念品の「探偵手帳」を手にした写真を、「ええやろ~」の言葉とともに、ツイッターに書き込んでいる。
通常なら高額ギャラが派生する大物タレントだが、今回は依頼者としての登場だったため、「ギャランティーは派生していないはずです。(出演記念の)手帳だけです」(広報)という。