デヴィ夫人が４日放送の関西テレビのバラエティー「胸いっぱいサミット！」に出演。タレント・紗栄子が熊本地震の際に、寄付金５００万円の振込受付書をネットで公開したことを批判した。

　番組では、有名人に相次いでいる炎上騒動を特集。紗栄子の寄付に話が及ぶと、デヴィ夫人は「離婚のときに（ダルビッシュ有から）何億という慰謝料を頂いているわけですよ。しかも、今お付き合いしている人はダルビッシュ以上のお金持ちなんですよ。この人にとったら、５００万円は何でもないかもしれないんですよ。彼女のやったことは売名行為としか取られない可能性があるわけです。振込受付書を出す。おかしいです」と持論を展開した。

　他の出演者の中には、５００万円は簡単に寄付できる金額ではないなどと、擁護する声もあったが、夫人は「寄付って気持ちでやるもので、発表するべきじゃないですよ」と切りすてた。

　自身も、ボランティアで熊本に２日間行ったことを明かしたデヴィ夫人。「馬を飼っているところには牧草２トン贈りました。避難所にいる人のために（飼っている）犬猫のエサもたくさん持ってきました。お風呂に入れない人のために消毒関係のものをたくさんお届けしました。（熊本は泊まる）ホテルもないわけですよ。そういう苦労をして行っても、こんな風に発表はしませんよ」と力説したが、司会のハイヒール・リンゴから「でも、今、発表した感じになってますけど…」と最後は突っ込まれていた。