三宅裕司、後輩への“嫉妬心”明かす

 タレントの三宅裕司が4日、TBS系トーク番組「サワコの朝」に出演し、俳優の寺脇康文と岸谷五朗に“嫉妬”した過去を明かした。

 三宅が28歳のときに立ち上げた「劇団スーパー・エキセントリック・シアター」(SET)には、かつて寺脇と岸谷も在籍。劇団員がレッスンに集中できるようにと、劇団としては珍しい給料制にし、三宅がテレビ出演などで得たギャラを少しずつ、給料として劇団員に分配していたとい。

 「岸谷、寺脇が凄かったのは、もらった給料で、さらに外でレッスン料を払ってレッスンを受けていた。そのおかげで2人はグーンと伸びた」と振り返った三宅。だが、次第に2人のもとに他の劇団員が集まるようになったといい、「くそー、あいつらの方が求心力があるなあ」と“嫉妬心”がわいたことを明かした。

 その看板スター2人がそろって劇団を退団。大いに危機感を感じたという三宅は「SETを立て直すには三宅、小倉(久寛)が頑張るしかないと」と奮起。今では、寺脇、岸谷から会う度に「僕らのお陰で伸びましたねえ」とジョーク交じりに言われるという。

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