ＮＨＫで４日に放送されたバラエティー「ブラタモリ」（土曜、後７・３０）の関東地区平均視聴率が、同番組歴代最高の１８・６％を記録したことが６日、ビデオリサーチ社の調査でわかった。前４週平均から４ポイントも上昇した。

　４日と翌週の１１日放送分では、２週にわたり三重県伊勢市を特集。５月２６～２７日にかけて開催された主要国首脳会議（伊勢志摩サミット）の効果か、同地域に注目が集まったもようだ。先進７カ国（Ｇ７）首脳が伊勢神宮を訪問する光景などが、ニュースでも多く取り上げられた。

　４日の内容は「伊勢神宮～人はなぜ伊勢を目指す？～」と題され、伊勢の魅力を探る企画の１回目。江戸時代には日本人の６人に１人が訪れていたという伊勢を、タモリと近江友里恵アナウンサーが訪問。「伊勢神宮」内宮（ないくう）を訪ね、今も昔も私たちの心をひきつける伊勢の魅力を探った。

　これまでの最高は、京都・伏見を特集した５月７日の１６・０％だった。