秋山ちえ子さんお別れの会開かれる

祭壇の中央には美智子皇后陛下から送られた花が飾られた=日比谷・松本楼(撮影・三好信也)
献花する菅直人氏(中央)=日比谷・松本楼(撮影・三好信也)
献花する森山良子=日比谷・松本楼(撮影・三好信也)
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 日本の女性ジャーナリストの草分けで、2002年まで45年間、TBSラジオで冠番組を担当するなど幅広く活動し、4月6日に肺炎のため死去した秋山ちえ子さん(享年99)のお別れの会が6日、都内で開かれた。発起人の元衆議院議長の河野洋平氏(79)、歌手の森山良子(68)のほか、菅直人元総理(69)らが出席し、故人をしのんだ。

 祭壇には遺影のほか美智子皇后からの供花が飾られ、生前の愛用の品や著名人との交流する姿の写真なども展示された。発起人あいさつに立った河野氏は、政治家の父・河野一郎氏との交流ぶりを交え「父は『インタビューアーとして秋山さんは日本一だった』と言っていた」と活躍をたたえた。

 また秋山さんが、平和への思いを込め毎年8月15日の終戦記念日にラジオ番組で朗読した童話「かわいそうなぞう」が流れ、森山もオルゴールを鳴らしながら「エターナリー」を献歌。森山は「いつも“世の中を取り残される人のいない社会にしたい”とおっしゃっていました」など、生前の思い出を語った。

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