綾野剛 新作試写会で珍アドバイス

映画「日本で一番悪い奴ら」の試写会であいさつする綾野剛=大阪市内
映画「日本で一番悪い奴ら」の試写会であいさつする綾野剛=大阪市・ブルク7
映画「日本で一番悪い奴ら」の試写会で「悪」の人文字の前に立つ綾野剛(右)と白石和彌監督=大阪市・ブルク7
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 映画「日本で一番悪い奴ら」に主演した綾野剛(34)が7日、大阪市内で行われた試写会で舞台あいさつに立った。

 日本警察史上最大の不祥事を描いた作品で、綾野は覚せい剤に手を染めた刑事を演じた。「台本を読んだときに、本当に映像化できるのかと思った。同時に、コンプライアンスなどにしばられ、自主規制し、弱体化していた自分に気づいた」と、全てをかなぐり捨てた渾身の作となった。

 作品には「シャブ(覚せい剤)」「チャカ(拳銃)」といった言葉が多く登場するだけに、「この映画の感想を外で語り合うときは、しゃぶしゃぶを食べながら」と観客に珍アドバイスを送っていた。

 また通常、舞台あいさつでは観客の撮影はNGだが、この日は綾野自らGOサイン。「SNSにアップして、ぜひ映画を宣伝して下さい」とアピールしていた。

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