円楽 不倫相手とは仲間で会う【会見3】
落語家、三遊亭円楽(66)が10日、写真誌「FRIDAY」に40代の一般女性との不倫を報じられたことを受け、都内で緊急会見を開いた。不倫関係は「1年ちょっと」で、「口説いた。浮気」と認め、謝罪。“天敵”のフライデーに対しては感謝し、会見終了後には会場出口で報道陣を見送るという、人情味たっぷりの対応だった。
【一問一答(3)】
-(彼女とは)週1、2回会っていた?
「少なくとも週1。1日会っているわけじゃないから。帰ってきて『近所でめしでも食うかい』とか。じゃあ仲間のお店に行ってめしを食う。そんなことも含めたら週2回ぐらい」
-デートがなくなり時間ができる。
「グループで会いますよ。堂々と。だって、そこでもって僕が守ってあげなかったら彼女に失礼じゃない。近所は多分知っていると思う。あなたとは会いません、何もしませんじゃかわいそうだよ。男として。何をもって“切る”とするかよ。親切心や愛情はあっていいわけじゃない。いけないのはいわゆる浮気という部分でしょ。男と女の関係でしょ。そこを止めるブレーキは持っているつもりだもん。お友達という言い方が変なんだよ。俺は仲間という言葉が好きだな」
-ホテルで本当に打ち合わせをしたのか。
「彼女、一般女性だからさ、(これ以上は)勘弁して。独身だしさ、先があるから。男だから分かってよ。女性だって分かるでしょ。傷つけたらかわいそうだよ」
-もう少し高級なホテルで会ったことは? 「それは記憶にないなあ。土地勘があって。渋谷の道玄坂は学生時分で終わってるし。あの辺ね。僕の仲間がいっぱいいてお店もあるの」
-話すにはラブホテルがいいのか。
「そうね。受付が簡単だったね(笑)。錦糸町って聞いた時に闇カジノじゃなくて良かったなと思ったね(笑)」
-初めてではない。
「答えなきゃだめ?あなただけに耳打ちするのはいいけど。放送上やめよう。おれもそんな元気じゃないし」
-今年は芸能界に不倫騒動が多い。こうした流れを受けての今日のこの対応か。
「そうじゃない。出れば追われるでしょ。早くやって早く皆さんに納得してもらわないと、まわりにも迷惑がかかるもん。支えてくれる人はいっぱいいる。うちもそうだし、仲間もそうだし、あなた方もそうだし、いろんな人に支えられて自分があるんだから。それはかくれんぼしないで堂々と。これ(会見)は時間切らないから。聞きたいだけ聞いて。逃げも隠れもしないし」
-その中で不倫はいけないと思わなかったか。
「思わなかったかと言われると、さっき言ったように、軽々しく考えていたね。女にモテて当たり前。女性にもてたい。口説いたという言葉を使ったけど、その通りなんです。私が口説いたわけ。彼女に非はない。その点は斟酌してもらいたい。恋愛をやめろと言われればパイプカットでもしてやれと言われればやりますよ」
-誠意がある対応だと感じる。
「この商売、人を表す商売だから。自分がやっている芸の向こうにもう一人の自分がいるわけでしょ。それを否定されるということは落語を否定されることだから」
「そういう意味ではプライベートでの誤りは早いところ謝って、そして落語をやらせてもらいたい。そしてちょっと(会見で)笑わせてもらって助かったんだけど、すごく緊張していたし、こんな気分は初めて。少しは笑えるような自分に今日からなれるかなと思っています」