お笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣（４０）の元妻とのＷ不倫騒動で謝罪会見した元ファンキーモンキーベイビーズのボーカル・ファンキー加藤（３７）が１１日、都内で初主演映画「サブイボマスク」の初日舞台あいさつに登場した。

　加藤はこわばった表情で、共演の平愛梨（３１）、泉谷しげる（６８）らとともに登壇。加藤と、サッカー日本代表ＤＦ・長友佑都（２９）＝インテル・ミラノ＝との交際を発表した平の２人にカメラのフラッシュが集中すると、泉谷が「オレも話題作らないとな！」と叫び、場内の笑いを誘った。

　加藤はあいさつ冒頭で「この度はお騒がせして申し訳ございません」と頭を下げた。客席からは拍手と笑いが起こり、さらには「本当だよ！」というヤジが飛んだ。それを聞いた加藤は、思わず笑顔をこぼしていた。

　一方で、交際中の平には、代名詞ともなった「アモーレ！」という声援が何度も飛んだ。劇中では、加藤が平の元カレ役。平は「この度は昔の彼氏が…申し訳ございません」と不倫騒動をネタにあいさつし、会場を沸かせた。

　さらに泉谷が「仲間が大変なときに助ける物語。守ってやるからな」と加藤に語り掛ける一幕も。加藤はその言葉に思わず瞳を潤ませていた。

　写真撮影で加藤は「笑おうとすると引きつっちゃうんだよ。笑えるように頑張ります」と、自らを奮い立たせるように話した。舞台あいさつが終わってもステージに残り、最後に１人で頭を深く下げて胸の前で両手を合掌してから舞台を去った。