門脇麦、尾行シーンでストレス発散
女優の門脇麦が14日、東京・新宿ピカデリーシアター2で行われた主演映画「二重生活」(25日公開)の完成披露試写会で舞台あいさつにのぞみ、トークイベントでは尾行シーンでの撮影秘話も明かした。
あいさつには岸善幸監督、共演の俳優・長谷川博己、菅田将暉、リリー・フランキー、原作者の小池真理子氏も参加した。
この日の門脇は劇中の髪型とは全く違う、ショートカットで登場。赤いノースリーブのロングドレスという妖艶な姿に、観客席からはため息交じりの歓声が沸き起こった。
門脇は尾行シーンについて「楽しかった。クランクイン直後は悶々(もんもん)としていたけど、尾行シーンの撮影に入ってからは(尾行の)対象に集中すればよかったので気楽になった。(尾行中はセリフがなく)見ているだけなので、頑張ることがなかった」などと振り返った。
一方、尾行される側の長谷川は「尾行されるのは役といえどもすごい嫌な気持ち。岸監督は静かなサディストだと思った」と感想。また、「尾行シーンはゲリラ的に撮影された。青山通りで普通に撮った。(一般の)通行人には意識を向けずにやりました」などと明かした。