【渡辺麻友スピーチ全文】あの壁は高い
「第8回AKB総選挙」(18日、HARD OFF ECOスタジアム新潟)
AKB48・渡辺麻友は17万5613票で2位となり、2014年以来の1位返り咲きはならなかった。表彰式でのスピーチ全文を詳報する。
悔しい。本当に。速報では2年前も1位を取らせてらい、総選挙で1位だった。1位を取るぞと頑張って2位。悔しいです。やっぱりあの壁はすごく高いなと。だれも超えられないなと思いました。ファンの皆さん、本当に今日この日まで一丸となって私のことを応援してくださって、ありがとうございました。本当に不安で、このまま逃げ出してしまおうかと思ったこともあったが、そんな中で、皆さんが握手会などで「私が、僕が、ついているから大丈夫だよ。安心して」という言葉をくださり、勇気づけられました。
正直に言いますと、AKBはピンチにあります。先輩が卒業して、今のメンバーだけではカバーできない状態。でも、このままAKBを終わらせたくない。これからもこの先も、AKBグループが何十年先もたくさんの人に愛されるグループになるように、成長させてくれたグループ、スタッフ、愛をくださるファンの皆さんのために私も貢献していきたい。
そして後輩にも伝えたいことがあります。私は12歳でオーディションに合格してAKBに入り、今年22歳で10年目。10代のほとんどをAKBにささげてきました。でも、この先もずっと同じ景色が見続けられるとは思いません。日々支えてくれるファンと、恵まれた環境への感謝を忘れずにいてほしい。努力を忘れず歩んでいってほしいです。
私もこれからもAKBのメンバーとしての誇りを胸に、日々精進していきたい。
現役メンバーで唯一、第1回総選挙から「神7」にいるというのは、ファンの皆さんのおかげ。言葉で表しきれない。これからの活動で恩返ししていきたいです。